2012年4月29日日曜日

Philip の続・ちょっといい話


Q イースターって何ですか?

A キリストが復活されたことを祝う日です。キリストが復活されたことは、クリスチャンの信仰にとって一番大切なことで、イースター(復活祭)は、キリストの復活によって、私たちに与えられた「罪の赦し」、「神との和解」、「死に対する勝利」、「永遠の命」などの恵みを感謝する、喜びに満ちた祝日です。

Q それって、いつですか?

A 春分の日以降の満月の後の日曜日です。ですから、毎年日付が変わりますが、3月22日から4月25日の間に来ることだけは確かです。今年は3月31日です。

Q イースターの前の40日間はクリスチャンの断食の期間だと聞いたことがありますが…本当ですか?


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A イースターまでの40日のウィークデーは「レント」(受難節)と言い、キリストが荒野で40日間断食をしたことにちなんで、断食の期間として守られてきました。しかし1960年にローマ教皇はこのレントの期間の規律を緩め、必ずしも断食は必要でなくなりました。カトリックの方々は「コーヒーを飲まない」とか「甘いものを食べない」とかいう規律を自分に課しますが、プロテスタントのクリスチャンは、外面的なものよりも、祈りや黙想によってキリストの苦しみを深く思い見る期間として、レントを守っています。

Q 「聖週間」とは何ですか?

A 「聖週間」(Holy Week)、あるいは「受難週」は、キリストが地上の生涯の最後の一週間をエルサレムで過ごされたことにちなんで、キリストの十字架の苦しみを思い見る期間で、レントの第七週のことです。受難週の金曜日は「グッドフライデー」と言い、人々は、キリストが十字架にかかられた午後一時から三時の間、あるいは、夜に、教会に集まって礼拝をささげます。サンタクララ教会では3月29日午後7時30分から「グッドフライデー」礼拝をします。


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Q パームサンデーとは何ですか?

A レントの第七週の日曜日のことです。キリストがエルサレムに入られた時、人々がしゅろの葉をかざして迎え入れたことに由来し、多くの教会では、この日、しゅろの葉を飾ります。キリストが私たちの「王」として来られたことを覚え、キリストを私たちの心と生活に「王」また「主」として受け入れます。

Q イースターにはどんなことをするのですか?

A イースターには、洗礼(バプテスマ)式が行われてきました。バプテスマは、古い自分がキリストと共に死に、新しい自分がキリストと共に復活したことを表わすものですので、キリストの復活を祝うイースターに行うことが長い間慣わしとなっていました。サンタクララ教会でも、イースターの礼拝で洗礼(バプテスマ式)があります。

Q エッグハントやイースター・バニーには何か意味があるのですか?


あなたがヘブライ語で"ホーム"どのように言うのですか?

A ひよこが卵の殻をやぶって出てくる様子は、キリストが墓を破って復活したことを表わすものとして、イースターに卵が用いられるようになりました。エッグハントはイースターとともに春がやって来て、野外で遊べるようにならなければ出来ないことですので、イースターとエッグハントが結びついたのでしょう。エッグハントをして木陰を捜したりすれば、ウサギに出会うこともあるので、ウサギは、エッグハントの卵を運んでくる動物として、イースターと結びついたようです。

Q キリストが復活したということはそう簡単には信じられないのですが…


A そうですね。死んで三日も経った人が目の前で生き返るのを誰も見た人はいないでしょうから。しかし、キリストが神であれば、キリストが死んだままでおられるほうが、かえって不自然です。キリストの復活がなかったら、教会もなかったでしょうし、新約聖書も書かれなかったでしょう。キリストの復活は歴史の事実として、数々の証拠によって証明されています。しかし、私たちがそれを信じることができるためには、キリストの復活が事実であるということを知るだけでなく、それが、私たちに意味があり、意義があることを知る必要があります。そのことは、今月の「白百合会」でお話ししますので、ぜひ、ご参加ください。

(2002年3月)

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